さわっち映画ブログ

映画のレビューをしていきます。ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

7000回転の世界・フォードVSフェラーリ

f:id:The_piano_Man:20200127181755j:image
©️2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

 

7点

 

「1966年のル・マン24時間レースをめぐる実話を映画化した伝記ドラマ。フォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられた男たちが、王者フェラーリを打ち負かすため、意地とプライドを懸けた闘いに挑む。エンジニアを『オデッセイ』などのマット・デイモン、レーサーを『ザ・ファイター』などのクリスチャン・ベイルが演じる。『LOGAN/ローガン』などのジェームズ・マンゴールドがメガホンを取った。

カーレース界でフェラーリが圧倒的な力を持っていた1966年、エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)はフォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられる。敵を圧倒する新車開発に励む彼は、型破りなイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。時間も資金も限られた中、二人はフェラーリに勝利するため力を合わせて試練を乗り越えていく。」

 

引用元https://movies.yahoo.co.jp/movie/369005/

 

前半に主に登場する3人のキャラクターのバッグラウンド、それぞれのキャラの周りの人間関係や置かれている状況、できる事が描かれるが、ジョン・バーザルが演じるキャラが中心となって描かれているシーンがあり、それが長く感じた。

 

なので、マット・デイモンとクリスチャンベイルから見たフォードという会社や役員という形で描く形であれば、主人公の2人との繋がりが感じられ、前半が長く感じることがなかったと思う。

 

それでも、フォード社がフェラーリ社を買収しようとしていた事実を興味深いなと思った。

f:id:The_piano_Man:20200127181818j:image

レースシーンは、ハンドルやシフトレバーを操作する映像、表情を写す映像、車が走る映像のバランスが良く、状況が伝わってきた。

 

最初のマット・デイモンが運転するシーンは表情から緊張が伝わってきて、そのレースが過酷だと言うのが伝わってきた。

f:id:The_piano_Man:20200127181829j:image

クリスチャン・ベイル演じるケン・マイルズの妻のキャラクターが良かった。夫を献身的に支え、時には、見守り、1人の人間として素晴らしい人に思えた。

 

ケン・マイルズは、職人気質で、1人で黙々と作業するのが好きだと言うのが伝わってきたが、肝心のフォードがフェラーリに勝つと言うことに対しての強い思いは、感じられなかった。

 

それが、後半のレースで感情移入しにくいな思ってしまった。

 

でも、レースのシーンは、300キロ以上で走る爽快感や華々しい演出だけでなく、クラッシュや死との隣り合わせだというのがよく描かれていたために、どこかでクラッシュしてしまうのではないかというような緊張感や緊迫感があった。

f:id:The_piano_Man:20200127182428j:image

レースの危険性は、ケン・マイルズの息子のキャラクターが動揺する様子から、伝わってきた。

f:id:The_piano_Man:20200127182128j:image

個人的にマッド・デイモン演じるキャロル・ジェイビーのキャラクターが感情移入できた。彼は、フォードの上層部と職人気質なケンの間に挟まれ苦悩するだけでなく、自分よりも運転技術があるケンを認め、支えていた。

 

この映画では、フォードがフェラーリに勝つというゴールが設定されていたが、そこまでいく過程が説明されないのが、登場人物達が感じているレースにかける思いや道のりが理解しにくく、温度差が生まれてしまっていたような気がした。

 

それに、セリフで説明するのが多い気がした。セリフだけでなく、映像と合わせて描けば、より観客に伝わると思った。

 

あと、映画の最初にフォードの実力とフェラーリの実力に差がある事が分かるような描写が有れば、不可能に近いような挑戦だというのが印象づけられ、後半のレースシーンが登場人物にとっても観客にとっても重要なシーンになったはず。

f:id:The_piano_Man:20200127182251j:image

個人的に、映画の前半で、フォードの社長や幹部の空気感が分かる描写やと彼らが決断するまでを端的にまとめる。

 

次に、マット・デイモンクリスチャン・ベイルの人間関係や周りの状況、その人となりが分かるシーンを描く。

 

そして、彼らが不可能に思える挑戦に挑もうとする場面をフォードとフェラーリの違いや当時の常識が分かる客観的な映像を踏まえて描いて欲しいなと思った。

f:id:The_piano_Man:20200127182305j:image

中盤では、彼らが目指す目標を必要な車のスペックを速さや重量などの数字で示すかあるレースで、記録を更新する必要があるといった分かりやすい形の目標を描いて、そこに向かうなかでの友情や夫婦愛いったドラマを描きつつ、挫折や対立を経て、最後のラストのレースシーンまで、緩急をつけつつ、テンポよく見せていければいいのかなと思った。

f:id:The_piano_Man:20200127182317j:image

全体的には、映像美は最高で、人間ドラマやキャラクター像もしっかり描かれ、飽きる事なく、人間ドラマやレースシーンが楽しめる映画でした。

 

利益至上主義・ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密

f:id:The_piano_Man:20191229090926j:image
©️ 2017 The Weinstein Company.ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密  

 

7点

 

マクドナルド・コーポレーションの創業者、レイ・クロックの伝記ドラマ。1軒のレストランを世界最大規模のファストフード・チェーンにした彼の辣腕(らつわん)ぶりや苦悩を描く。監督は、『ウォルト・ディズニーの約束』などのジョン・リー・ハンコック。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートン、『ロング・トレイル!』などのニック・オファーマン、『わたしに会うまでの1600キロ』などのローラ・ダーンらが出演。レイの並外れた経営術に注目。

1954年、アメリカ。シェイクミキサーのセールスマンである52歳のレイ・クロック(マイケル・キートン)は、8台もミキサーをオーダーしてきたマクドナルドというドライブインレストランに興味を覚え訪ねてみる。そこでレイは、経営者のディックとマック兄弟による、高品質、コスト削減、合理性、スピード性などを徹底させたビジネスコンセプトに感銘を受ける。契約を交わしてチェーン化を進めるが、ひたすら利益を求めるレイと兄弟の仲は険悪になっていき……。」

 

引用元https://movies.yahoo.co.jp/movie/360439/

 

映画の前半で、マクドナルドが人気になる前がどんな風だったのかを主人公から見ていくのは、理解しやすく、自分から見て新鮮に感じました。

 

当時のマクドナルドの様子の再現度が高く、細かく描かれていたのが違和感なく伝わってきました。

f:id:The_piano_Man:20191229091007j:image

そして、マクドナルド兄弟が行った革新的な手法が当時の人に初めは受け入れられなかったり、彼らの試行錯誤する様子は、学べるだけでなく、彼らの思いや考え方からキャラクター像を深めているように感じられました。

 

ストーリーの所々で、今では当たり前のことが当時は当たり前ではない現在と過去のギャップを試行錯誤する様子や失敗を通じて描いていたのが、彼が置かれる状況が理解できました。そして、このことがこの映画にストーリー性がもたらしていて、純粋に楽しめました。

 

主人公が映画を見ていたり、飛行機に乗っている時に顔がニヤつく描写があって、彼に存在感がありました。

f:id:The_piano_Man:20191229091305j:image

主人公がマクドナルドのフランチャイズ化に着手する時の話で、彼が黄金のアーチと言っていたMのシンボルを家族で食事を楽しめる場所の象徴にしたいという考えや出資してくれる金持ちではなく、熱意ある人々に店舗を任せるという彼の経験談は魅力的で、リアリティがありました。

 

主人公の性格は、野心的で誠実性が高いようなキャラクターでした。それを表現するために、銀行員に前の失敗を笑わたれたり、妻に自分の野望のような考えを話す描写がありました。

f:id:The_piano_Man:20191229091338j:image

そして、主人公の妻のキャラクターがストーリーに大きく関わってこないんですが、ストーリーの要所要所に彼女の思いや人間性が感じられる描写があって、彼女に共感できました。彼女が仕事熱心な夫を献身的に支えているのに、主人公の自分勝手さや裏切りにあってしまうのが悲しかったです。

f:id:The_piano_Man:20191229091353j:image

そういう細かな描写で物事を伝えるのが上手だなと思いました。それは、主人公がある人妻を好きなる様子にも現れていて、彼の思いが伝わってきました。

f:id:The_piano_Man:20191229091409j:image

映画後半のマグドナルド兄弟と主人公が離れる展開があります。そして、そこでは、マクドナルド兄弟がマクドナルドに求めるこだわりと主人公が求める利益を重視する考えのズレが積み重なって別れたんだというのが伝わってきました。

 

この映画は、マクドナルドについて学べるだけでなく、主人公が失敗や成功を重ねていくストーリー性ある映画で楽しめました。

華麗な踊りと破壊的な人生・アイ.トーニャ 史上最大のスキャンダル

f:id:The_piano_Man:20191229085759j:image

©️2018 Neon.アイ.トーニャ 史上最大のスキャンダル

 

4点

 

「第75回ゴールデン・グローブ賞作品賞(コメディー/ミュージカル)にノミネートされたほか、さまざまな映画賞で評価された伝記ドラマ。五輪代表に選ばれながら、ライバル選手への襲撃事件などのスキャンダルを起こしたフィギュアスケータートーニャ・ハーディングの軌跡を映す。監督は『ラースと、その彼女』などのクレイグ・ギレスピー。『スーサイド・スクワッド』などのマーゴット・ロビー、『キャプテン・アメリカ』シリーズのセバスチャン・スタンらが出演。

貧しい家庭に生まれ、厳格な母親ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)に育てられたトーニャ・ハーディングマーゴット・ロビー)。フィギュアスケートの才能に恵まれた彼女は、血のにじむような努力を重ねて、アメリカ代表選手として1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルオリンピックに出場する。ところが、元夫のジェフ・ギルーリー(セバスチャン・スタン)の友人がトーニャのライバルだったナンシー・ケリガンを襲い、その後彼女はフィギュア界から追放されるが……。」

 

引用元https://movies.yahoo.co.jp/movie/362656/

 

ストーリーは、現在のトーニャや彼女を知る人物のインタビューから、それぞれの過去を聞くような話でした。

 

母親は、毒親で夫は、トーニャに暴力をふるうような人でした。そして、トーニャは、負けん気が強いような人でした。

f:id:The_piano_Man:20191229085944j:image

それと、キャラクター同士の関係性や大雑把なトーニャの過去が理解できるような映画でした。

f:id:The_piano_Man:20191229090256j:image

周りの人達がトーニャをどう思っているかをセリフやちょっとした描写だけで描いていたのが、トーニャの苦悩が伝わらなかったです。

 

なので、映像や当時のニュース映像などで描いて欲しかったです。

 

そういったトーニャの成功の喜びや裏切られた悲しみが伝わってきませんでした。

 

それに、トーニャと同じくらい母親と夫の話を描いていたのと時間の経過を示す映像がないのが、トーニャの物語だという実感が薄くなって、彼女が置かれている状況を伝える工夫がない分、彼女に共感できませんでした。

 

なので、彼女が、周りの人の声や置かれている状況に負けずに努力し続ける姿を描いて欲しかったです。

f:id:The_piano_Man:20191229090017j:image

この映画では、過去のストーリーのなかで、登場する人に今どう思っているかや今後どうなるのかを語らせていました。

 

それが、物語を通して事実や彼女の思いや感情を伝えるというのではなく、彼女が経験した出来事を詳細に描いているような印象を受けてしまい、物語というより、ドキュメンタリーのような学ぶ動画というような感じがしました。

 

なので、トーニャが経験した出来事を感情的に描くというストーリーにすれば、彼女の苦悩や葛藤が伝わってくると思いました。

彼らがくれたもの・メッセージ

f:id:The_piano_Man:20191210102214j:image

©️ 2016 Paramount Pictures.メッセージ

 

 

8点

 

 

テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を基にしたSFドラマ。球体型宇宙船で地球に飛来した知的生命体との対話に挑む、女性言語学者の姿を見つめる。メガホンを取るのは、『ボーダーライン』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ。『ザ・マスター』などのエイミー・アダムス、『アベンジャーズ』シリーズなどのジェレミー・レナー、『ラストキング・オブ・スコットランド』などのフォレスト・ウィテカーらが結集する。

巨大な球体型宇宙船が、突如地球に降り立つ。世界中が不安と混乱に包まれる中、言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は宇宙船に乗ってきた者たちの言語を解読するよう軍から依頼される。彼らが使う文字を懸命に読み解いていくと、彼女は時間をさかのぼるような不思議な感覚に陥る。やがて言語をめぐるさまざまな謎が解け、彼らが地球を訪れた思いも寄らない理由と、人類に向けられたメッセージが判明し……」

 


引用元 URLhttps://movies.yahoo.co.jp/movie/358130/

 


ルイーズのちょっとした豆知識のような話をするシーンが面白かったです。そして、これが、その後のストーリー展開を予想や空想させるようなセリフでいいなと思いました。

 

サウンドトラックは、神秘的なのに、恐ろしさも感じられるような音楽で、素晴らしいなと思いました。

f:id:The_piano_Man:20191210102239j:image

ヘプタポッドと呼ばれるエイリアンの映像は、鯨のような声やタコのような見た目だったのが、親しみやすさと新しさのバランスがいいなと思いました。

 

未知の言語を紐解いていくストーリーは、思考と言語の繋がりや言語を理解するための順序は、どうするかといったリアリティある描写でした。

 

そして、それだけでなく、彼らが使う言語に時制がなかったり、前や後ろを表現する言葉がないなど、エイリアンの設定が作り込まれている印象を受けました。

 

この映画では、過去を思い出すように未来が見えるということが描かれていました。

 

そして、ユニバーサル言語という過去と未来の区別がない言語を身につけることで新しい考えを身につけることができるという描写は、斬新で面白いなと思いました。

f:id:The_piano_Man:20191210102303j:image

ルイーザだけを描くのではなく、世界の動きや軍の司令官のキャラクターがいたことで、リアリティがあったのと、置いてきぼりにならないのは、素晴らしいなと思いました。

f:id:The_piano_Man:20191210102251j:image

後半のルイーザが頭に浮かぶ映像にコメントするシーンは、見る人によっては、衝撃的な展開だと感じられると思います。

 

ただ、ルイーザが、ヘプタポッドに出会って、彼らの言葉を理解しようとしたり、周りの人間に意見する様子が描かれてはいましたが、彼女がストーリーを経て成長したり、学びを得る展開がないのが、どうしても見ていて感情移入や共感できないキャラクターだなと思ってしまいました。なので、感情を表現するようなシーンが欲しかったです。

 

それと、ルイーザの物語だというのを強調させるためにも、彼女の変化がわかる描写を映画の前半と後半で描いて欲しかったです。

宇宙で遭難した家族・ロスト・イン・スペース

f:id:The_piano_Man:20191202103731j:image

©️ 1998 New Line Cinema.ロスト・イン・スペース

 

 

3点

 

 

「60年代に人気を博した米TVシリーズ『宇宙家族ロビンソン』を、最新のSFXを駆使して映画化。宇宙空間で迷子となったある家族の冒険劇を、危機また危機の連続でスリリングに描く。『ジュラシック・パーク』の2倍以上という超ド級のSFX映像が圧巻。ウィリアム・ハートゲイリー・オールドマン共演。2058年、人類が生きてゆく為の新たなる星“アルファ・プライム”を調査するためのモデル家族として、宇宙に飛び立ったロビンソン一家。だが、同じ宇宙船に乗り込んでいた反乱軍のスパイにより、彼らは宇宙で迷子になってしまう。」

 

 

引用元URLhttps://movies.yahoo.co.jp/movie/84621/

 

 

映像がウソっぽく見えました。それが、映画に入り込むことが出来ず、主人たちに共感しづらいなと思いました。

 

色んなクリーチャーが出てくるんですが、そのクリーチャーの恐ろしさが分かるような描写が描かれていないのが、そのクリーチャーに主人公たちが驚く様子に共感できませんでした。

 

映画の前半は、何を目的としていて、何をしようとしているかが分かりやすく、描かれていました。

f:id:The_piano_Man:20191202103802j:image

映画の後半は、説明が多くて、映像で見せていないのと、一緒に行動するグループごとに、同じ真実を違う形で見せていて、それが、分かりにいくと感じられました。

 

この映画では、主人公がいないのが、主人公から世界を見るというのだったり、主人公のストーリーを通じてメッセージを伝えるということがありませんでした。

f:id:The_piano_Man:20191202103745j:image

登場するキャラクターのなかで、男の子のキャラクターがストーリーの後半で活躍するんですが、それ以外のキャラクターの描写に時間をかけすぎていて、ストーリーの軸がブレているような感じがしました。

f:id:The_piano_Man:20191202103756j:image

 

お金の捉え方・あなたに降る夢

f:id:The_piano_Man:20191202102429j:image

©️ 1994 TriStar Pictures.あなたに降る夢

 

 

8点

 


「N・ケイジが本領の、人が良過ぎて損をする性格不器用な人物を好演する、実話を基にしたハートウォーミング・コメディで、共演はB・フォンダ。妻の言いつけで宝くじを買った警官(ケイジ)がウェイトレス(フォンダ)にチップの代わりとして宝くじの折半を申し出る。ところがその宝くじが本当に当たってしまい……。」

 


引用元 URLhttps://movies.yahoo.co.jp/movie/981/

 


現代に舞台を映したシンデレラ・ストーリーのような映画でした。というのは、警察官の男性とウエイトレスの女性が大金を手にすることから始まり、2人が困難を乗り越えていくの様子がそういう風に見えました。そして、前向きな気持ちになれるような映画でした。

 

お金持ちになるだけでなく、それによって不幸があったり、2人が手を取り合って乗り越えていく様子は、素晴らしい人間ドラマだなと思いました。

f:id:The_piano_Man:20191202102715j:image

警察官のキャラクターは、良識があって、気配りができる警官の鏡のような人でした。それは、ウエイトレスがメガネがどこにあるのか分からなくなるのを彼が見て、チェーンを買ってあげたり、銀行強盗に立ち向かう描写が描かれていたことで、伝わってきました。

f:id:The_piano_Man:20191202102724j:image

そして、ウエイトレスのキャラクターは、最低な男と結婚してしまい、借金を背負わされていました。

 

この2人の共通点は、お金の使い道にありました。困っている人のために使ったり、お金自体に価値を置くのではなく、それと引き換えに自由を得ることや楽しい経験ができることに使っていました。そんな2人を見ていくのは、楽しかったです。

 

それと対照的になっていたのは、警察官の妻のキャラクターです。彼女は、地位や名誉をお金に求めていました。

 

この2つの対比から、お金に何を求めるかが人生の幸福を左右するのかもしれないなと思いました。

f:id:The_piano_Man:20191202102737j:image

この映画がいいなと思ったのは、庶民が大金を手にして楽しむだけでなく、それで起こる不幸やそのなかで出会いや前に進むといった人間ドラマが描かれていたことです。

f:id:The_piano_Man:20191202102754j:image

ストーリーの中盤ぐらいで、2人の表情を映すようなシーンがあって、2人が何を思っているのか想像できて、映画に引き込まれました。

 

ストーリー展開や人間関係の進展も丁寧に描かれていて自然に見ていくことができました。

未知なる侵略は、変身から始まる・トランスフォーマー

f:id:The_piano_Man:20191202101512j:image

©️ 2007 ParamountPictures.トランスフォーマー

 

 

7点

 

 

「製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ、監督にはマイケル・ベイという、ハリウッドを代表する大御所監督がタッグを組み、未知なる地球外生命体と人間との攻防を描いたSFアクショ ン超大作。あらゆるテクノロジー機器にトランスフォーム(変身)する能力を持つ“金属生命体”の暴走により、地球に人類存亡の危機が訪れる。世界最大のVFX工房ILMを中心に、『M:I:III』『スパイダーマン』シリー ズを手がけた世界屈指のクリエイターらが集結し、前人未到の映像世界を作り上げた。

 

2003年、火星にビークル2号探知機を打ち上げるが、火星に到着後NASAとの交信が途絶えてしまう。その後、アメリカ、パリ、東京、さらにはアメリカ大統領の乗るエアフォース・ワンの機内など、世界中の至るところで同時期に奇妙な現象が起きる。人間たちは、それが地球上のあらゆるテクノロジーをスキャンする知能を持つ“金属生命体”のしわざだとは知らず……。」

 


引用元 URLhttps://movies.yahoo.co.jp/movie/326203/

 


冒頭のオプティマスプライムが語るセリフから、何が起こるのか期待する事ができたのが、集中して見ていくことができました。

 

サウンドトラックが、鉄の冷たい感じと生命力溢れている感じが伝わってくる音楽で素晴らしいなと思いました。

 

主にストーリーに関わってくる人だけじゃなく、その場面に影響されるうような周りの反応を描いていたのが、リアリティがありました。

 

サムの学校の先生やシモンズなどの登場する人物が個性的で面白かったです。

 

特に、シモンズが上官なのに威厳がないのが面白いキャラクターだなと思いました。

f:id:The_piano_Man:20191202101630j:image

それは、会話やセリフもそうで、サムの家族の会話のなかでの反応やリアクションが家族関係が伝わってきて面白いなと思いました。

 

犠牲なくして勝利なしというセリフが出てくるんですが、肝心の犠牲となる人やオートボットを中心的に描くシーンがありませんでした。

f:id:The_piano_Man:20191202101639j:image

それに、人の暴力的な一面を描いてから、オプティマスプライム達がそのことをどう思うかやそこから、行動に移す描写が描かれていました。しかし、その描写が短いなと感じてしまったのが、オプティマスプライムの思いに共感出来ませんでした。

 

アクションシーンは、兵士の視点から見たり、スローモーションを使用して、状況を伝える工夫がされていて臨場感や重厚感ある映像でした。しかし、その戦いにキャラクターの思いや考えというような重さがなく、かっこ良さだけがあるような映像に思えました。

f:id:The_piano_Man:20191202101620j:image

キャラクターの描写は、どんな人なのかが伝わってきたのが楽しかったです。それと、映像が美しく、何が起こっているのか分かり易い映像だったのがよかったです。

 

それでも、キャラクターが少し多いのとストーリー展開が多いのが、サムが世界を救う物語というより、かっこいいアクション映画だなという印象を受けてしまいました。

f:id:The_piano_Man:20191202101707j:image

なので、サムのストーリーだというのを強調して、サムとバンブルビー、ミカエラ、家族との関係を描いて、彼がオートボットの戦いにどう向き合って行くのかを中心的に描いて欲しかったです。