さわっち映画ブログ

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運命と女性・ターミネーター/ニュー・フェイト

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©️ 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation.ターミネーター:ニュー・フェイト

 

 

5点

 

 

「ある日、未来から来たターミネーター“REV-9”(ガブリエル・ルナ)が、メキシコシティの自動車工場で働いている21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)と弟のミゲルに襲い掛かる。ダニーとミゲルは強化型兵士のグレース(マッケンジー・デイヴィス)に救われ、 何とか工場から脱出した。そして彼らをしつこく追跡するREV-9の前に、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が現れる。」

 

引用元 URLhttps://movies.yahoo.co.jp/movie/367854/

 

 

空間や時間を演出することがなく、シーンごとの繋がりやストーリー展開がぎこちなかったです。それが、新しい場面を見たときにさっきのシーンからこうなったんだなと考えないと理解しにくいことが多かったです。

 

 

人間ドラマや物語のなかに感情や考えが分かるシーンや過去が見えてくるのでなく、感情や思いといった描写のほとんど全てを会話するシーンで描いていました。それが、ストーリーの流れが悪くなっていて退屈に感じました。なので、表情や行動から思いや感情を示して欲しかったです。

 

 

そして、登場するキャラクターに共感や感情移入することはできませたんでした。

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グレースは、彼女自身の過去や思いが描かれていました。過去のシーンは、それぞれのシーンの繋がりが薄かったのと一言程度で思いを描いていたのが、キャラクター像を深めていませんでした。でも、彼女の設定は新しいと感じられるもので新鮮に感じました。

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サラ・コナーは、過去にあったことを映像とセリフで描いていてそのほとんどをセリフ描いていました。それが、理解できるものだったんですが前面に出しすぎてストーリーの中心にあるダニーの物語としての映画だという実感は薄くなっていました。そして、彼女の思いを表情や行動から伝わることがなかったのが感慨深さは感じられませんでした。

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それは、アーノルド・シュワルツネッガーが演じるターミネーターも同じでした。彼は、自身の過去とそこから学んだことや今どうしたいかがセリフで描かれていました。その彼の思いを頭で理解するしかなかったのが彼に愛着が持てませんでした。それでも、彼の過去や思いといったものは興味深いなと思えるものではありました。


ダニーは、親や兄弟との関係が描かかれ感情表現することが多かったんですが、性格に特徴がないのと彼女が未来でどれほどすごいことをしているのかやなぜ狙われるのかをセリフで説明したり、彼女の凄さを結果だけが分かるシーンで見せていました。それが、彼女を守っている人たちの使命感やストーリーに緊張感がありませんでした。

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敵のレヴ9は、ロボットらしさが少ない演技でした。それが最初にそういう風な人間味のあるロボットなのかなと思ったんですがそういうわけでもなかったです。戦闘シーンは、カッコいいアクションという感じがして無機質で冷たい殺人ロボットがしつこく追ってくるというような怖さは全くありませんでした。

 


あとは、都合がいいなと思う展開や疑問に思うことがありました。

 

 

ストーリー自体は、過去作のリメイクに近いものでした。そして、新しい要素として過去作とは舞台となる場所が変わったり、新しい殺人ロボットや近未来の世界が描かれていました。

 

 

しかし、それでもダニーに魅力がないのと会話するシーンがストーリーの流れを遮っていて浮いていました。

 

この映画では、会話を描くことが多かったのが退屈しました。 

 

 

映画の後半で、ダニーとグレースの2人を中心に盛り上がる場面がありました。しかし、そこまでに人間ドラマがなかったのが最後の場面で感動できませんでした。

 

 

ストーリーの中心は前作と同じ主人公が命を狙われたり、救われたりして最終的に自分で決断するっていうので良かったと思います。時間をとってまでサラやシュワルツネッガーが演じるターミネーターの過去を細かく描く必要はないなと思いました。

 

 

もっと、助け合いや考えの違いから衝突する人間ドラマが見たかったです。ダニーから見たサラやターミネーターがどう映るのかが分かるシーンや彼女の成長を実感できるようなシーンが欲しかったです。

 

 

グレースも未来のダニーとの人間関係から見えてくる任務にかける思いや現在のダニーとの人間ドラマから築かれる友情や信頼関係を描いて欲しかったです。

 

 

追記 1

T2からの繋がりは自然で理解できるもので魅力的だったが細かく描きすぎて主人公の物語が薄まった。アクションはカッコいいが重量感や無表情の殺人マシーンが迫ってくる怖さはなかった。個人的には前作との繋がりやオマージュのような描写を見つけるのは楽しかったが映画単体で見ると映像で描かれない過去をセリフで語るだったり、乗り越える、支えるといった人間ドラマが希薄で退屈する。

 

 

追記 2

主に女性に対して何が重要なのかを映画ターミネーターが描いてきた運命という言葉と合わせて描いていた。しかし、メッセージを伝える描写がセリフだけだったのが自分と結びつけられるかがその人次第になっていた。人物を多面的に描けば多くの人に伝わったはず。