最後まで人生を楽しむ大切さ・最高の人生の見つけ方
©️ 2008.Warner Bros.最高の人生の見つけ方
5点
「仕事に人生をささげた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は、入院先の病室で知りあった。共に余命は6か月。やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出。“やりたいことリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する。」
引用元 URLhttps://movies.yahoo.co.jp/movie/329594/
ストーリー構成が雑だと思いました。僕が思うに、本来なら前半は2人のキャラクターがどんな人なのかやそこからの2人の交流と行動を描いていく。そして、そのなかに2人の過去や何を考えているかを明らかにしてくのが普通だと思います。
この映画でもそういったストーリーだったんですがそれぞれのシーンの繋がりが断片的でリストに書いた残りの人生ですることをするっていうのが、リストの行動をして2人が話すのを繰り返しているように見えました。それが 2人の旅や関係が進展している様子が感じられませんでした。
映像が綺麗なんですが写実的ではなく、美しい絵のような映像だったのが違和感がありました。
エドワードは、周りに悪態をつくお金持ちで孤独なキャラクターでした。彼は、娘との話が後半出てきていたんですが彼が何かを思うような描写がなかったのでもう少し描いて欲しかったです。
カーターは、妻との関係が描かれていました。最初の2人の関係が描かれる場面で、カーターが自由が欲しいと言うセリフがあったんですが会話に出て来るだけでそれが、演技や行動からは描かれていないのが彼の思いが伝わってこなかったです。
そして、妻は心配している描写が描かれていました。ストーリーの最後までこの2人が絆を再確認するような展開やそういったドラマがなく、支え合うような2人がどんな関係なのかが分かる様子は感じられませんでした。なので、この妻と夫の関係がストーリーの最初と最後で変わる様子を演出してまとめて描いて欲しかったです。