破壊と再生の美学・アメリカン・ビューティー
©️ 1999 Dream Works Pictures.アメリカン・ビューティー
7点
「郊外住宅地で妻と高校生になる娘と平和に暮らすレスター。ところがある日、勤めていた広告代理店からリストラ宣告を受けてしまう。これをきっかけに、一見幸せに思えた彼の日常の歯車が少しずつ狂い始め…。」
引用元 URLhttps://movies.yahoo.co.jp/movie/159869/
レスターが、娘の友達に夢中になる様子がバラなんかを使って映像で表現されていたのが 特徴的で魅力的でした。
家庭が壊れていく過程と個人の再生されるのが同時 進行していました。 それが、最初と印象が変わるキャラクターがいて、その変化を見るのが楽しかったです。
レスターの妻は、仕事先の男性と浮気する。 レスターは、娘の友達に惚れる。レスターの娘は、隣に住む若い男性と仲良くなっていました。
死ぬ瞬間は、人生の走馬灯が見えるっていうのがよく聞く話なんですが、この映画では 死ぬ瞬間は海のような広い空間と長い時間をかけて振り返るという描写がされていて 興味深かったです。
普通の人とは違う特徴的なキャラクターが多かったので感情移入は出来なかったんですが見ていて楽しい映画でした。
何かを求めて行動するんだけどそのせいで見失っている 映画の中の言葉だと「美」があるというメッセージがそれぞれのキャラクターで描かれていました。