さわっち映画ブログ

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利益至上主義・ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密

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©️ 2017 The Weinstein Company.ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密  

 

7点

 

マクドナルド・コーポレーションの創業者、レイ・クロックの伝記ドラマ。1軒のレストランを世界最大規模のファストフード・チェーンにした彼の辣腕(らつわん)ぶりや苦悩を描く。監督は、『ウォルト・ディズニーの約束』などのジョン・リー・ハンコック。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートン、『ロング・トレイル!』などのニック・オファーマン、『わたしに会うまでの1600キロ』などのローラ・ダーンらが出演。レイの並外れた経営術に注目。

1954年、アメリカ。シェイクミキサーのセールスマンである52歳のレイ・クロック(マイケル・キートン)は、8台もミキサーをオーダーしてきたマクドナルドというドライブインレストランに興味を覚え訪ねてみる。そこでレイは、経営者のディックとマック兄弟による、高品質、コスト削減、合理性、スピード性などを徹底させたビジネスコンセプトに感銘を受ける。契約を交わしてチェーン化を進めるが、ひたすら利益を求めるレイと兄弟の仲は険悪になっていき……。」

 

引用元https://movies.yahoo.co.jp/movie/360439/

 

映画の前半で、マクドナルドが人気になる前がどんな風だったのかを主人公から見ていくのは、理解しやすく、自分から見て新鮮に感じました。

 

当時のマクドナルドの様子の再現度が高く、細かく描かれていたのが違和感なく伝わってきました。

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そして、マクドナルド兄弟が行った革新的な手法が当時の人に初めは受け入れられなかったり、彼らの試行錯誤する様子は、学べるだけでなく、彼らの思いや考え方からキャラクター像を深めているように感じられました。

 

ストーリーの所々で、今では当たり前のことが当時は当たり前ではない現在と過去のギャップを試行錯誤する様子や失敗を通じて描いていたのが、彼が置かれる状況が理解できました。そして、このことがこの映画にストーリー性がもたらしていて、純粋に楽しめました。

 

主人公が映画を見ていたり、飛行機に乗っている時に顔がニヤつく描写があって、彼に存在感がありました。

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主人公がマクドナルドのフランチャイズ化に着手する時の話で、彼が黄金のアーチと言っていたMのシンボルを家族で食事を楽しめる場所の象徴にしたいという考えや出資してくれる金持ちではなく、熱意ある人々に店舗を任せるという彼の経験談は魅力的で、リアリティがありました。

 

主人公の性格は、野心的で誠実性が高いようなキャラクターでした。それを表現するために、銀行員に前の失敗を笑わたれたり、妻に自分の野望のような考えを話す描写がありました。

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そして、主人公の妻のキャラクターがストーリーに大きく関わってこないんですが、ストーリーの要所要所に彼女の思いや人間性が感じられる描写があって、彼女に共感できました。彼女が仕事熱心な夫を献身的に支えているのに、主人公の自分勝手さや裏切りにあってしまうのが悲しかったです。

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そういう細かな描写で物事を伝えるのが上手だなと思いました。それは、主人公がある人妻を好きなる様子にも現れていて、彼の思いが伝わってきました。

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映画後半のマグドナルド兄弟と主人公が離れる展開があります。そして、そこでは、マクドナルド兄弟がマクドナルドに求めるこだわりと主人公が求める利益を重視する考えのズレが積み重なって別れたんだというのが伝わってきました。

 

この映画は、マクドナルドについて学べるだけでなく、主人公が失敗や成功を重ねていくストーリー性ある映画で楽しめました。